GitHubに新規リポジトリを作成する
GitHubに新規リポジトリを作る手順をメモしました。
OSは"Ubuntu 20.04.2"で、Gitは version 2.25.1です。
すでにGitHubにアカウントがあって、sshで接続できる状態から初めます。
ローカルにgitリポジトリを作成する
まずGitHubに置きたいリポジトリをローカルPC内に作成します。
作成するアプリケーション等のディレクトリを作成します。
$ mkdir sample_app
ローカルリポジトリを初期作成する
作成したディレクトリに移動しgit init
コマンドでリポジトリの初期化を行います。
~$ cd sample_app
~/sample_app$ git init
Initialized empty Git repository in /home/izumi/sample_app/.git/
ここでブランチ名を変更します。GitHubのデフォルトブランチが"main"なのですが、git initで作成されるブランチは"master"になっているためです。
git branch
コマンドで確認すると現在のブランチが"master"になっています。
$ git branch
* master
git branch -m 元のブランチ名 変更後のブランチ名
コマンドでブランチ名を"main"に変更します。
$ git branch -m master main
リポジトリに格納するファイル、ディレクトリを作成する
リポジトリに追加するファイル’README.md’を作成します。
$ echo -e "# タイトル\n本文" > README.md
ファイルをリポジトリに追加するためにgit add ファイル名
コマンドでステージングエリアに追加します。
$ git add README.md
全ての更新内容を追加するにはgit add .
コマンドを実行します。
変更内容を確定する
git commit -m コメント
コマンドで変更をローカルリポジトリへ反映します。
$ git commit -m "最初のコミット"
これでGitHubへ格納するファイルの準備ができました。
GitHubに新規リポジトリを作成する
ブラウザでhttps://github.com/を表示し、サインインします。右上のメニューから"New repository"をクリックします。
リポジトリ名にsample_app
と入力し、チェックボックスをチェックせずに、“Create repository"ボタンをクリックするとリポジトリが空で作成されます。
ローカルPCにリモートの設定する
ローカルPCでリモートリポジトリを設定します。
git remote add origin リモートリポジトリ
コマンドで追加するリモートリポジトリはgit@github.com:hn-carter/sample_app.git
となります。
$ git remote add origin git@github.com:hn-carter/sample_app.git
git remote -v
コマンドでリモートリポジトリの確認ができます。
$ git remote -v
origin git@github.com:hn-carter/sample_app.git (fetch)
origin git@github.com:hn-carter/sample_app.git (push)
GitHubへ内容を転送する
これから操作するリモートリポジトリが確認できたらgit push -u リモート名 ブランチ名
コマンドでGitHubにファイルを転送します。
$ git push -u origin main
-uオプションをつけることで次回からリモート名、ブランチ名を省略することが出来ます。git push
だけでGitHubに転送することができるようになります。
ブラウザで転送したファイルが確認できます。
まとめ
ローカルPCでプロジェクトを作成します。
- プロジェクトのディレクトリを作成します
- カレントディレクトリを作成したディレクトリにします
git init
コマンドを実行します- ディレクトリ内にプロジェクトのファイルやディレクトリを作成します
git add -A
コマンドで変更を追加しますgit commit -m コメント
コマンドで変更内容を確定します
ブラウザでGitHubに空のリポジトリを作成します。
- ブラウザで
https://github.com/
のサイトを表示します - 自分のアカウントでサインインします
- 右上の
new repository
ボタンをクリックします - 作成するリポジトリ名を入力し
Create repository
ボタンをクリックします - 画面にリモートリポジトリ情報が表示されます
ローカルでリモートの設定をします
git remote add origin リモートリポジトリ
コマンドを実行しますgit push -u リモート名 ブランチ名
コマンドでGitHubに変更が反映されます